
こんにちはー、ニアです。
今回は、Raspberry Pi 4にShairport-syncを入れて、AirPlayオーディオレシーバーを作り、iPhoneやMacからオーディオをワイヤレス再生してみました。
1. 用意するもの
- Raspberry Pi 4 Model B(メモリ4GB)
- microSDHCカード(Raspberry Pi OSをインストール済)
- 適当なスピーカー

2. Rasberry Pi 4にShairport-syncをインストール
今回は、MacからRaspberry PiにSSH接続してセットアップします。
パッケージの一覧リストとインストール済パッケージを更新します。
Shairport-syncやそのインストールに必要なパッケージをインストールします。
Shairport-syncをGitHubからcloneし、インストールします。
/etc/shairpoint-sync.confを編集します。
オーディオ出力のデバイス一覧は、aplayコマンドで表示できます。このRasbery Pi 4では、カード0のデバイス0がヘッドフォン出力なので、/etc/shairport-sync.confのalsaのoutput_deviceはデフォルトのままでOKです。
設定を終えたら、Shairport-syncのサービスを起動します。
MacやiPhoneのオーディオデバイス選択に、AirPlayが表示されればOKです。ヘッドフォン端子にスピーカーを接続して、AirPlay経由でオーディオ再生できます。

3. 部屋に眠っているミニコンポをAirPlay対応にしたい!
ところで、私がRaspberry PIを使ってAirPlayレシーバーを作ろうと思ったのは、AV Watchのとある記事を見てAirPlayに興味を持ち、部屋に眠っているミニコンポに接続してAirPlay対応にしてみようと思ったからです。
ベルキン、スピーカーをAirPlay 2対応にするアダプター – AV Watch

Raspberry Pi 4+Shairport-syncでミニコンポをAirPlay経由で再生できたので、後日AmazonでベルキンのAirPlay2アダプターを購入し、ミニコンポをAirPlayに本格的に対応させて現役復帰させました。
来年もよろしくお願いします。
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